【habana】
- ハバナ -
原産国 italy (badalassi carlo) タンニン鞣し
バケッタ製法が隆盛を極めていた18世紀頃のイタリア、当時の伝統的であり古典的なレシピを
再現して作られたバケッタ製法の“ハバナ”という革です。
当時,革は生活必需品として
家具、道具、履物、洋服等様々な用途のために用いられていました。
つまり、現代ファッションにおける均一性の価値観よりも、まず丈夫であり、
使い込めば使い込むほど馴染んでいくような『個性的な経年変化』に価値をおいて作られた『革本来の持ち味』を表現している革といえます。
使い込むことで、革本来の持つ地艶が上がり、色が増し、程よく馴染んでくるという『革らしさ』を存分に楽しむことが出来ます。
十二分に油分が含まれていますので、メンテナンスは乾拭きのみで問題ありません。
こちらのタンナーは、『時間とコストが掛かることを承知の上で、高品質の革作りのために必要なレシピを使用する』という
明確なコンセプトの基にモノ作りをしている世界的にも希少なタンナーの一つです。
【buttero leather】
- ブッテーロ -
原産国 italy (walpie) タンニン鞣し
ブッテーロはショルダー(肩の部分)を使用しており、トラと呼ばれる首周りのシワの美しい素材です。
繊維密度が非常に高く、しなやかさと堅牢さを合わせ持ち、革本来の風合いを残した染料仕上げです。
そのため、使い始めは傷や染みがつきやすいのですが、
復元力が高く、使い込むほどに馴染み、革の持つ油分が皮膜をつくり、傷も目立ちにくくなり、
独特の味わいを増し深みのある色艶へと変化していきます。
革の本質を堪能できる無骨な革です。
【bridle leather】
- ブライドルレザー -
原産国 u.k (j&e sedgewick&co ltd) タンニン鞣し
ブライドルは元来、馬具、馬靭に用いられ大変堅牢度の高い素材です。
鞣し上がった皮革の表面を軽く刷り上げ、蝋や獣脂、魚油を刷毛で何回も塗布し深く浸透させてあります。
そのため、気温や湿度等によっても異なりますが、刷り上げ浸透させた蝋や油が浮き上がり、
表面にブルームという白く粉を吹いた状態となります。
このブルームは使用していくうちにこすれて自然に馴染んでいき、
表面に膜を作り撥水性や光沢を上げる効果をもたらします。
重厚で、ワイルドかつ上品な風合いの革です。
【exotic leather】
- エキゾチックレザー -
ゾウ、カバ、アザラシ、シャーク、オーストリッチ、アンテロープ、カエルなど、
それぞれ特有の独特な風合いを持った革です。
中でもゾウとカバ、一部のアザラシは、ワシントン条約付属書Ⅱにリストアップされており
とても貴重な革です。
【irish linen thread】
- アイリッシュリネン糸 -
リネンとは、亜麻という植物の靱皮から採ったフラックスという繊維からできています。
中でも、アイルランド産のリネンはとても質が良いと言われています。
革と同じようにエイジングし、風合いのある素材です。
【polyester thread】
- ポリエステル糸 -
天然素材の麻糸系よりも、擦れに強く、引張強度が高いです。
特に天然素材に拘らない方にはこちらをおすすめします。